大人になってからでは遅い?「骨の貯金」と骨粗鬆症予防の話

「ちょっと転んだだけで骨折してしまった」
「骨がもろくなっていると言われた」

そんな話を聞いたことはありませんか?

骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気を
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)といいます。

骨粗鬆症というと、
「高齢になってからの病気」と
思っている方も多いかもしれません

確かに、骨粗鬆症は主に高齢期に多く、
60代では約2人に1人、
70歳以上では10人に7人が
骨粗鬆症だと言われています。

しかし実は、
骨の強さは若い頃の生活習慣によって
大きく左右されるのです。


目次

骨の量は若い頃に決まる

人間の骨は、
10代後半でほぼ完成し、
20代で最も骨の量が多くなります
🦴

このときの骨の量を
最大骨量(さいだいこつりょう)といいます。

最大骨量が多いほど骨は丈夫になり、
骨粗鬆症になりにくくなるのです💪🔥

【骨量とは】
骨の中に含まれる
カルシウムなどのミネラルの量

骨量は、
0~18歳頃まで増え続け、
20歳頃にピークを迎えます。

その後、40歳頃までは
ほぼ維持されますが、
女性は閉経後に急激に減少し、
男性も年齢とともに徐々に減っていきます。

つまり、大人になってから
骨に良い生活をしても
骨量を増やすことは難しく、
維持することが中心
になります。

だからこそ、
幼少期から骨量をしっかり増やし、
最大骨量をできるだけ高くしておくことが
とても大切なのです
☝️

これがいわゆる
「骨の貯金(カルシウム貯金)」です。


骨を丈夫にする食生活

カルシウムを摂取する

骨の成長期である思春期までは、
特にカルシウムの摂取が重要です。

【カルシウムの働き】
・骨や歯を作る
・筋肉の収縮を助ける
・神経を安定させる

【1日の目安量】
・成人:約600~800mg
・成長期:約800mg
・1歳以上:約500mg
※牛乳200mlで約220mg

【多く含む食品】
・乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)
・緑黄色野菜(小松菜など)
・海藻類、小魚
・大豆製品(豆腐、厚揚げなど)

現代の日本人は、
カルシウムが不足しがちと言われています。
特別に偏った食事をしていなくても、
意識して摂ることが大切です
🥛✨

※インスタント麺・加工食品などに含まれる
「リン」の過剰摂取は、
カルシウム代謝を乱して深刻な影響を与えることも⚠️
バランスの良い食生活を心がけましょう🙆


ビタミンDを摂取する

カルシウムを効率よく利用するためには、
ビタミンDが必要です🐟☀️

【ビタミンDの働き】
・カルシウムの吸収を助ける
・日光を浴びることで体内でも作られる

【多く含む食品】
・魚類(鮭、うなぎ、しらすなど)
・きのこ類(干し椎茸、舞茸など)

ビタミンDは、
1日20分ほど日光を浴びることで
体内でも生成されます。

お散歩や外出の習慣も
骨の健康につながります。


将来の自分と家族のために

年をとってから
「もっと気をつけておけばよかった」と
後悔しないために。

そして、
将来のお子さんに後悔させないためにも、
幼少期から
カルシウムをしっかり摂取し、
骨の貯金をしてあげることが大切です🥛🦴

大人の場合も、
最大骨量を維持するために
・バランスの良い食事
・適度な運動
を意識していきましょう🚶‍♀️🤍

無理のない範囲で、
ご自身に合った方法で
体を整えていくことが大切です。


将来の健康は、
毎日の積み重ねから作られます。

食事や運動だけでなく、
体のバランスや姿勢を整えることも
骨や筋肉への負担軽減につながります。

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▶︎ 次のコラムは、『飲酒が引き起こす首こり肩こり対策』についてお伝えします。

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